村の南側を流れる名張川、
それを堰き止め、下流の木津川を守る
高山ダムは竣工48年になります。
割と古く、全国でも珍しい
「アーチ重力式コンクリートダム」という形なのだそう。
電話予約をしたら、内部見学ができると聞き
早速行ってみました。
管理事務所の中を見せて頂き、
高山ダムの概要を教えてもらったら…
外へ出て、ダム内部へ!
B1階、ダムの上から30m下がったところ。
気温も最初の30°Cから15°Cに下がり、ひんやりしています。
細い通路を行くと
観測機が。
ダムの歪みをチェックしているそう。
なんとも形がユニーク。
そして、ダムの放水を管理する場所。
突起の下にゲートがあり、
開くことで放水を行います。
空に向かって飛び出している筒が
不思議なことにロケットやプラネタリウムにも
見えてきますw
ちなみに下を覗くと、奥行きは深く、
ダムの水を流すゲートがちらり。
さらにB2階から外に出て、
普段はみられない目線でダムを見学。
下から見上げるダムは圧巻!!
ところどころにレトロな近代建築感が感じられ
看板やグラフィックもそそられたのですが、
なんと言っても、注目はコンクリートの表面!
昔なので、木枠でコンクリートを固めていたため
木目やネジ跡がきっちりと残っているのです。
かっこいい…w
また、今回のダムの取材、
そしてダムを作るために沈んでしまった村があるのですが
そんな村人の思い出を綴る取材が始まります。
まだ見ぬ、村の景色を
いろんなパーツをつなぎ合わせて
どんな世界が描き出せるでしょう??
※高山ダムの見学は事前予約をお願いします。
HP 木津川ダム総合管理所
|