京都・南山城村×ローカルデザインの活動

たまごトラベルでは
活動拠点である京都・府南山城村を
多くの方に知ってもらうべく
様々な活動を行っています。

地域の中でデザインにできること、
地域で活動する中で
大切にしている想いを
ご紹介します。

地域をデザインで繋ぐために
大切にしていること

南山城村を自主的に発信する中で
特に大切にしていることは

「デザインが地元の人に
愛されるかどうか」

という点です。

型染めワークショップ

昨今、都会以外にも
デザイン性を打ち出す商品や
広告が増えています。

田舎のものをとてもカッコよく
都会風にデザインされたものも
よく見られます。

もちろん戦略として
そうしているのだと思いますが

「地元の人がそれをいいと思うか?」
「違和感を感じないか?」
という視点は欠かせないように思うのです。

何故なら
「グラフィックデザイン」とは
「コミュニケーションツール」だから。

地元の愛されるデザインを作ることが、
地元の人も使ってもらえて、
発信してもらう機会にもなる。

そんな愛のある関係を
大切にしています。

たまごトラベルの地域活動

村の観光作りをお手伝い

お茶と暮らしとむらびとマップ ・南山城村の観光イラストマップ

現在、地域団体「むらびとらべる」様と
連携して南山城村の観光作りを
行っています。

イラストマップやパンフレットだけでなく
地域を取材し、執筆したり
ある時はツアーガイドを担ったり。

「観光地」ではないからこそ
簡単には行かないプロジェクトですが
「村人に出会い、ここだけの体験」を
してもらえるよう、準備を進めています。

地域には、まだまだ足りない
仕組みやサービスがたくさんあります。

そして、私の生業である
デザインとは問題解決そのものです。

そうしたものを掬いあげ、
形にしていくことも
デザインの役割だと感じます。

関連デザイン
お茶と暮らしとむらびとマップ ・南山城村の観光イラストマップ
お茶と暮らしとむらびとマップ 〜南山城村の観光イラストマップ

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南山城村ツアーガイド

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地域の物語を本に残す 〜むらさんぽ〜

南山城村に惹かれる理由の一つは
村人が生きてきた歴史が
今に残っていること。

奈良時代にはすでに集落があり
暮らしが形成されてきました。

そして、今もその名残が
残っているのです。

村のおじいちゃん、
おばちゃんのお話しには
そんな歴史を紐解く
ワクワクがいっぱい!

聞き書きの様子

ですが、その方が亡くなってしまうと
そうした物語を聞くことも
できなくなってしまいます。

2017年に始まった「むらさんぽ」は
村人のお話を聞き書きし、
なるべく口語のままで
冊子に残す活動です。

村に暮らす若い人にこそ
読んで欲しい冊子となっています。

むらさんぽ
湖底に眠る集落の物語 / むらさんぽ 02

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村人の歴史と物語を紡ぐ / むらさんぽ 01

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お土産物の企画・販売

2017年、道の駅オープンを前に
「手軽に買えて、賞味期限のないお土産」
を作ろうと、
雑貨の企画・販売を始めました。

ポストカード、
便箋、手ぬぐいなどをデザインし
自ら販売しています。

茶農家さんがお茶を贈る際に
一筆添えるために使ったり、

関東のお茶好きの方が
ネット注文して下さったりと
意外な広まりを感じています。

>オンラインショップからご購入頂けます!

人を繋ぐイベントの企画・開催

マチオモイ帖展@南山城村

イベントの企画も行っています。

イベントは形の無いものですが
そこには伝えたい想いや
作りたい時間や体験があります。

新しい村の価値や
発見を感じてもらう
機会になれば嬉しいです。

関連
マチオモイ帖展@南山城村
小さな村のマチオモイ帖展@南山城村

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切り紙ワークショップ@山のテーブル

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コロナで中止に…
村の観光を作るイベント・むらはんと!

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マチオモイ帖で全国へ発信!

マチオモイカレンダー2019

2017年から、毎年
「わたしのマチオモイ帖」プロジェクトに
参加、出展しています。

結果、運営委員会メンバーにもなりました。

発信するのはもちろん村を題材にした
「みなみやましろ村帖」です。

2019年には
「ゆうちょマチオモイカレンダー」
にも選出され、

「あのイラストよかった!」と
多くの村人から喜びの声を頂きました。

日本全国へ南山城村を知ってもらう
きっかけ作りとしてこれからも
作品を作り続けます。

マチオモイカレンダー採用作品
マチオモイ帖・南山城村
みなみやましろむら帖(マチオモイカレンダー2019採用)

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第1作目
みなみやましろ村帖
みなみやましろむら帖(私のマチオモイ帖展2016)

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コロナ禍で感じた村の価値
わたしのマチオモイ帖・南山城村・コロナウイルス・本
みなみやましろ村帖〜非接触時代の村暮らし(わたしのマチオモイ帖2020)

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村の方言・LINEスタンプ

方言も文化の一つ。

村人に教えてもらった方言で
LINEスタンプを作りました。

イラストは消しゴムハンコで
素朴に仕上げています。

少しずつ方言のネタを貯めているので
続編も作りたいと思います。

詳細こちら
南山城村LINEスタンプ
南山城村むらむらLINEスタンプ / 方言を使う、伝える

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WEBメディア「むら暮らし」の運営・編集

2021年6月、
南山城村のことをもっと発信するべく
むら暮らしというWEBマガジンを
始めました。

 

元々「村人の魅力をもっと伝えたい」
と思っていた想いと

コロナ禍により
田舎への注目が高まる時だからこそ、
情報発信が必要

(しかも行政ではない形で)

と感じたためです。

そして情報発信と併せて

地域でライターを育成する必要性
も感じ、

ライターを育てるために
記事を書いてもらう、

という仕組みを作りました。

むら暮らし編集部

結果、友人二人が参加してくれ、
書き手が増えることで

広い視点の記事が
書けるようになったと思います。

 

少しずつ地域で「書き手」を増やすことで
相対的に発信力も高めていけたらと考えています。

 

詳しくはこちら
村を発信するローカルWEBマガジン「むら暮らし」

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ローカルの活動を取材していただきました

これまで様々な形で
南山城村の発信を行い

結果、新聞やメディアにも
多数ご紹介頂きました!

メディアに取り上げて頂くことで
より村を知っていただけると
嬉しいです^^

過去のメディア掲載はコチラ

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移住政策・観光政策にも効果的です。

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奥西しろ

株式会社たまごトラベル代表。ブランドデザイナー・ブランドマネージャー2級。横浜市出身、京都府南部在住。1児の母。趣味は旅をしてその土地のいいものに出会うこと。

2021年4月7日

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